こんにちは！
今日は施設内研修についてお話します。
葉山の丘では月に一度、施設内の職員が集まり研修を行っています。
過去には管理部「モラルハラスメントについて」や看護部「ガンの疼痛について」など、各部署が様々な内容で講師を行いました。
そして今月の施設内研修は栄養科が主体となり、「嚥下～トロミ調整食品の活用について～」のお話をさせて頂きました。
トロミ調整食品とは、飲み物や液状の食品に、混ぜるだけでトロミをつけることができる食品のことをいいます。原料はでん粉や天然の植物などから抽出された増粘多糖類です。
サラサラとしたお茶やお水などに、トロミ調整食品を使用する事で口の中でまとまり感が出て、飲み込みやすくなります。また水分の誤嚥防止にも繋がるという利点があります。
普段、葉山の丘でも使用していますが、トロミのついたお茶を実際に飲むという機会はあまりありません。今回の研修では、職員がお客様の立場になり、試飲しました。
トロミの入れる量によって、粘土や濃度や飲み込み方などが大きく異なります。
自らが試飲したことで得たことも多かったかと思います。
私自身も嚥下やトロミ調整食品について改めて学び、より良いお食事の提供に活かしていきます。
これからも、お客様おひとりおひとりに合ったケアが出来るよう努めて参ります。
平成27年6月20日
投稿者：栄養科 桐原