こんにちは。
気温が暖かくなり、外は桜が咲き、窓を開けると鳥の声が聞こえ、春を感じられるようになりましたが、コロナウイルスの影響でなかなかお花見にも行きにくい状況が続いています。
そういった状況の中でも季節を感じながら楽しんでいただけるように、四季平安の杜では、春まつりを開催致しました。
職員はもちろん、ご利用者様にも協力していただき、飾り付けや当日のゲームに使う用具をこの日の為に準備をしてきました。
みんなの努力のおかげで春祭り当日を迎えることができました。
開会のあいさつの後、みんなでラジオ体操を行い、その後はみんなでゲームをやって楽しみました。
ゲームは3種類行いました。
一つ目は、五十音の書かれたカードを繋げて春らしい単語を作る「春のことばづくり」
2つ目は、春に因んだ絵がついたキャップを洗濯ばさみで掴み箱に入れる、「春を掴もうby洗濯ばさみ」
ゲームで成績が良かったチームにはご利用者様が手作りした可愛い手芸細工をプレゼント。
景品がかかっているからという訳ではないのでしょうが、みなさん笑顔よりも真剣な表情で競い合っていました。
午前の部が終わり、昼食もこの日のために厨房のスタッフがメニューを考え、前日の仕込みから頑張って特別メニューを作ってくれました。
みなさん、笑顔で召し上がり、とても好評でした。
お昼休みの後は、午後の部の始まりです。
3つ目のゲームは、自作の木に皆で花を投げて満開を目指す、「花咲かじいさん・ばあさん」です。
真っ白な木に花をドンドン花を投げてもらい、たくさんの花を咲かせてもらいました。
下の方はすぐに花がいっぱいになりましたが、上の方はなかなか届かず、必死で投げて少しずつ花をつけていきました。
最後はそれぞれのチームで花を咲かせた木の前で記念写真を撮り、とても盛り上がりました。
そして、最後はみなさんがある意味一番楽しみにしていた、ビンゴ大会です。
今回もみなさんに喜んでいただけるように、様々な景品を用意しました。
数字を読み上げるたびに真剣に自分のカードを見て一喜一憂していました。
めでたくビンゴになった方から、好きな景品を選び、みなさん、景品を手にしてうれしそうでした。
今回の「春まつり」は準備の段階から多くのご利用者様に協力していただき、ご利用者様と職員が一緒に作り上げた「春まつり」になったのではと思っています。
ただ、終わったからと安心してしまっていては、ただの職員の自己満足で終わってしまうことも考えられます。
主役はあくまでも参加して下さるご利用者様ですので、参加して下さった皆さんに感想を聞き、職員で今回の「春まつり」の良かった点、悪かった点を話し合い、今後のイベントも、より皆様に楽しんでいただけるものに出来るようにしていきたいと思います。
2020年3月31日 四季平安の杜
鷹の台ケアセンター(通所)相談員 小比類巻