JLDインフォメーションJLD INFORMATION

看護師による感染・予防の研修(四季平安の杜 鷹の台ケアセンター) イベントレポート 2019.12.02

こんにちは!!鷹の台ケアセンターです(*^^)v

11月27日(水)に行った、施設ナースによる感染及び予防のついて紹介致します。

 

~感染を防ぐワンポイント~

・1行動に1手洗い⇒現在明らかな感染症がない場合でも、対策として他者への感染経路を絶つ意味で有効かつ交差感染を予防するためには必須です。

・手袋・マスク等は必ず着用⇒上記同様に利用者・介護側を守る為に必要です。

・使用物品の適切な処理を⇒汚染されたリネン等が、自身の皮膚や衣類、あるいは他利用者に付着することで感染するのを防ぐ為です。

これからの季節、インフルエンザ、感染性胃腸炎(ノロ、ロタなど)が流行してきます。今回は、嘔吐物の処理について写真も使って説明していきます。

☆必要物品一覧☆

①ディスポ手袋2枚以上②ディスポガウン③ディスポキャップ④マスク⑤フットカバー⑥ペーパータオル⑦30L以上のビニール袋2枚以上

※着用手順:①~⑤まで着用したら再び①の戻り、2枚目のディスポ手袋を着用する。

☆対応手順☆

①嘔吐物発見時、汚染場所から処理者と本人以外は、退避する。

②できれば換気、風が強ければ控える(ウイルスが舞ってしまう可能性がある為)。暖房は、除染が終わるまで一時切る。

③着用手順に沿って物品の着用。

④ビニール袋を2か所にセット(戸などある隔壁ポイントから2~3M間隔で)。

⑤汚染箇所に乾いたペーパータオルを外側から内側に向けて広げてかけます。

⑥汚染は、外側から内側に向けて、面を折り込むように拭き取ります。

⑦拭き取ったものを汚染区域のビニール袋に入れていきます。

⑧その後、次亜塩素酸Na0.5%を染み込む程度かけます。

※写真手前(汚染区域)、奥(清潔区域)

⑨汚染が付着した床は再度、次亜塩素酸Na0.5%を染み込ませたペーパータオルで外側から内側に向けて広げて、5分程置き、汚染区域ビニールに入れます。

⑩手袋1枚目を外して汚染区域ビニールに入れて、口を縛って清潔区域ビニールに入れます。

⑪フットカバーを外し、清潔区域ビニールに入れる。(脱ぐときは、汚染区域で脱いだ足は即時、清潔区域へ)

⑫次亜塩素酸Na0.5%が染み込んだペーパータオルを4~5枚床に広げ、靴底を拭き、ペーパータオルは清潔区域ビニールに入れます。

⑬ディスポガウンは、汚染面に触れないよう丸め込む形で外し、清潔区域ビニールに入れます。キャップ、マスク、手袋の順で外し清潔区域ビニールに入れ、しっかりと縛り密閉します。

⑭最後に、手指手洗い2回、うがいをしましょう。

 

 

今回の研修でまた一つ職員のスキルアップができました。利用者様、入居者様に安心、安全に過ごしていただけるように今後も職員一同学んでいきます!(^^)!

 

 

 

 

令和元年12月2日(月)

株式会社 日本ライフデザイン

四季平安の杜 鷹の台ケアセンター

投稿者:橋本