今日は、葉山の丘で行っている研修についての紹介をさせていただきます。
「高齢者虐待防止・身体拘束廃止」について職員で話し合いました。
介護部だけではなく、栄養科、看護部、管理部が参加しグループワークを行いました。
実際に、車椅子に拘束ベルトで縛り動けなくする。ベッドに手を縛り付けるを体験し、
どんな気持ちになるかを感じてもらいました。
「恥ずかしい」「自尊心が気づいた」「認知症の方は余計不安になってしまう」など
の意見がでました。
車椅子に縛られると身動きが出来ません。行動を制限されてしまうのです。
24歳男性でも車イスを動かすことが出来ませんでした。
つなぎ服を着て、ミトンをつけ、ベット柵に縛られています。
ベッドから降りない様にベット柵に縛られ、オムツをいじらない様につなぎ服を着ています。
病院は「治療」をする場所なので、認められていますが、施設は「生活」をする場なので
出来ません。葉山の丘ではもちろん身体拘束は行っていませんが、こういった研修を通して
絶対やってはいけない行為であることを職員全体で勉強しています。
投稿日:2020.1.15
投稿者:介護部 上村