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葉山の丘 今の気持ち イベントレポート 2012.07.13

突然ですが、今回は、葉山の丘に暮らしてみて今どのようなご感想をお持ちか、3名のご入居者の方にお聞きしましたので、ご紹介したいと思います。
ご本人様たちのお書きになったもの、又は、言葉をそのままご紹介いたします。

79歳 女性 M様 入居6年
 夫が亡くなって以来30年、一人暮らしをしてきた。
老人ホームへ入ろうといつのころからか思い始め、ここ(葉山の丘)
へ来るのは、一人で決めた。
自分の親の事を見ていて、介護は、大変だと思った。
いろいろと施設を体験入居もし、探していたら、ちょうど葉山の丘の内覧会のチラシが入った。
内覧会では建物も、食堂も気に入ったので、葉山の丘に決めた。
入ったはいいが、集団生活は未経験で、30年間一人でやってきたから戸惑った。
入居して2年ぐらい経った時、骨折をして車椅子生活となった。
辛くて辛くて、死んでしまいたいとさえ思った。
慣れるまで大変だった。
  入居してから、施設長も何人か変わり、3年ぐらい前に今の施設長になって、それからはどんどん良くなっていって、今は施設も落ち着いている。
私の目に狂いはなかった、と思った。
 私が一番つらく感じることは職員が辞めていくこと。
そして一番の願いは、施設長はじめ全職員が辞めない事です。
職員も人間だから色々あると思うけど、職員との関係も、うまくやっていけるように私なりによいコミュニケーションをとるように努力している。
 嫁も息子もよく会いに来てくれる。
嫁のことも娘のように思える。
80歳になった。気持ちは落ち着いている。
 これからも、どうぞよろしくお願い致します。

92歳 女性 Y様 入居3年
 季節ごとに移り変わる山並みの自然と、山から降りてきて、又、海から吹いてくる心地よい二つの風の流れを味わう所に、葉山の丘があります。
私は八十九歳の十月に立ちくらみで倒れて、右の大腿骨骨折で救急病院に一か月、リハビリ病院に一か月半の入院生活をしました。
厳しいリハビリのおかげで杖で歩くまで回復しましたが、この状態では、今まで通りの気楽な一人住居はできないと思いました。時代の流れに沿って頭を切り替えねばならないと、当所への入居を決めました。
事前に娘夫婦と孫たちが施設を見せていただきました。その時、前述の通り、環境の良いこと、職員さん方の態度が良い事に感心したと申して居りました。
入居後は日夜安心して過ごし、各部署の職員さん方の笑顔と親切に支えられまして、アッと思う間に三年経ちました。
その間に、一度救急で入院、二度、軽い皮膚の疾患で通院を経験しました。
その都度、通院の送迎から、病院での手続きのことを、きめ細かく世話をして下さって大変有難く思いました。
日常は、「この様にして居て良いのかしら」と思うほど、至れり尽くせりの世話を受け、いろいろの催事を企画して下さって居ります。
お天気の良い日には、富士山が眺められます。
入居者の間で情報を知らせ合い、三階の窓から眺めます。
真っ青な海の向こうに気高くそびえる富士山とかすむ連山の眺めは最高に美しく、心の安らぎが得られます。
当所で働かれる各部署の方々の仕事は夜勤もあり、体力も要りましょうし、並大抵のことではないと思います。
朝に夕に感謝の気持ちを新たにして、心穏やかに過ごしてゆきたいと思っております。
 2012年 六月

88歳 男性 T様 入居6ヶ月
 入居以来、六カ月が、その間職員の皆様方のあたたかいご指導により、一日一日楽しく過ごし、お友達もできるようになりました。
楽しい日々です。
感想文を書くなど思ってもいませんでした。
私なりに一筆書かせていただきます。
入所の節は、なにかと、まどう日々でした。
それから数日後、職員の方からご指導を受け、慣れてきました。
先ず気が付いたことは、皆親切に応答してくれることで、私も何かと話しかけ、お願い致して参りました。
週に一度ぐらいは外に出て、散歩できたら嬉しいです。 

平成24年7月13日
投稿者:看護部 吉野